青山二郎。


優れた画家が、美を描いた事はない。優れた詩人が美を歌った事はない。

それは描くものではなく、歌いうるものでもない。

美とは、それを観た者の発見である。創作である。

  青山二郎 「日本の陶器」

・・創作するものとしての画家の中に、”観るもの”がいる、ということはあるのかもしれない。
その者の審美眼によって、創る、歌う、描く、衝動に駆られて創る、のではないか。


ファン・ビンビン